久保和夫氏のMFJ殿堂顕彰者のセレモニーがSUGOで開催

2022.12.30
左からMFJ 鈴木哲夫会⾧、城北ライダースの久保氏、ともに表彰された山本隆氏、吉村太一氏

▲左からMFJ 鈴木哲夫会⾧、城北ライダースの久保和夫氏、山本隆氏、吉村太一氏

 11 月 13 日(日)に宮城県のスポーツランド SUGO で開催された第 60 回 MFJ-GP モトクロス大会において、昨年度の MFJ モーターサイクルスポーツ殿堂顕彰者を称えるセレモニーが行われました。MFJ モーターサイクルスポーツ殿堂とは、日本のモーターサイクルスポーツの歴史を永く後世に伝え、また特筆すべき功績を残された方を顕彰するために 2018 年から設けられたものです。

元城北ライダースのメンバーで、全日本モトクロスでモトクロス最強と言われた久保和夫氏が2021年12月にMFJの殿堂入りをしました。久保和夫氏はスズキファクトリーライダーとして、1964年第1回モトクロス日本グランプリにおいて125ccクラス、250ccクラスのダブルタイトルを獲得。翌65年には日本人として初めてモトクロス世界選手権に出場し、日本人ライダーの世界への道を切り開きました。その後は、チューナーとしても活動の場を広げ、「チームSRSクボ」を率いて多くのライダーを育成するなど競技の普及振興に寄与したことが選出理由となっています。

新型コロナの影響でセレモニーが行われていませんでしたが、久保氏はSUGO で開催された第 60 回 MFJ-GP モトクロス大会でカワサキファクトリーライダーとして活躍した山本隆氏、スズキやホンダのファクトリーライダーとして活躍した吉村太一氏とともに殿堂入りの表彰が行われました。